信用調査会社・帝国データバンクの発表によると、木造建築工事を手掛けていたK’s Company(岡山県倉敷市、河口耕一社長)が4月17日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことがわかった。
同社は、2010年4月に創業し、2012年3月に法人改組。当初は雑貨類の小売りや飲食業なども行っていた。2016年4月以降、戸建て住宅の新築工事を主体に、付随する基礎工事や賃貸住宅の内装工事、建材や住宅設備機器の卸売りを手掛け、2018年2月期の売上高は約2億4900万円。
2022年3月頃から仕入れ先への支払い遅延が散見され、対外的な信用が低下していた。その後も業況改善の見通しが立たず、事業の継続を断念した。
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