アウトドア企業のパタゴニア・インターナショナル・インク日本支社(米国カリフォルニア州、日本支社:横浜市)はこのほど、日本で23店舗目の直営店となるパタゴニア軽井沢ストア(長野県北佐久郡)をグランドオープンした。
軽井沢駅北口徒歩1分の立地で、売り場面積は87坪。木のぬくもりが感じられるワンフロアに、クライミングや登山、トレイルランニング、フィッシングなどのテクニカルウェアからライフスタイルウェア、アウトレット製品まで幅広く展開する。新店舗は、自然環境と共生するようデザインされた木造建築で、カラマツやクリ、鉄平石や浅間石など県産の資材を使用することで、環境負荷軽減と地域の環境建築の活性化をめざす。伝統的な加工方法で木材の表面を削りだしたほか、ファサード看板には古民家の解体で発生した松の古木を取り入れている。店内に設置されたステンドグラスには浅間山と白樺が描かれ、軽井沢の多様な文化などが感じられる売り場スペースとなっている。また、同社の原点を意味するティンシェッドルームは、資料館やシアター上映も可能なイベントスペースになる。
同社は「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」をミッションに掲げ自然環境の保護活動に注力しており、軽井沢町においても地域コミュニティとともに環境保護活動や情報発信に取り組むとしている。
6月17日には、「故郷である地球を救うためにできること」と題してフィルム上映&トークセッションを開催。身の回りにある衣類をテーマに、地球のために何ができるのか考えていく。
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