ヤマガタヤ産業(岐阜県羽島郡)は、同社が展開する無垢一枚板ブランド「板蔵」のHP内にて、いつでも検索・問い合わせができる「一枚板検索システム」(通称:デジ板)を公開した。
同社は一枚板について国内外の問い合わせに対応してきたが、今まで以上に詳細情報を提供できるよう、データベースシステムを構築。約150樹種・6000枚の各板の写真・コメントを掲載したほか、寸法や樹種、予算など多様な条件で絞り込むことができるシステムとして公開した。板の情報は印刷もできるため、確認・検討する際に便利で、画面上から気になる板については問い合わせもできる。
今回、板在庫検索システムと同時に、一枚板の「加工見積もりシミュレーション」もリニューアルした。希望する一枚板を塗装し、脚をセットした場合の見積もりを作成する。簡単にシミュレーションができ、そのまま担当者へ問い合わせることも可能。
今後は、海外からでも簡単に操作できるよう、システムを英語化する予定。
同社は約10年前から一枚板事業に取り組んでおり、社内には約6000枚をストックし、仕入れた板を最低約2年間自然乾燥している。子会社に加工工場を持ち、管理から加工、仕上げ塗装まで一貫して行っている。
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