旭ファイバーグラス(東京都千代田区)は、断熱等性能等級5、6、7に対応する断熱材の推奨仕様例をまとめたパンフレットを発行した 。同社は今年1月に断熱等性能等級5の仕様基準(誘導仕様基準)に対応する製品ラインアップを拡充しており、各断熱等級に対応する天井、壁、床の推奨仕様例を提示し、さらなる高断熱化の検討を後押しする。
同パンフレットでは、1・2地域、3地域、4地域、5・6・7地域の区分にわけ、各等級の仕様例を提示する。同社ウェブサイト上のウェブカタログから閲覧できる。
1月に発売した新製品は3種。「アクリア R45 14K-170mm」は、天井用高性能グラスウール14K170mm厚(防湿フィルム18ミクロン付き)。熱伝導率0.038W/mK、熱抵抗値4.5(㎡・K/W)で、3~7地域の誘導仕様基準に必要な熱抵抗値4.4に対応する。設計価格 は1万2450円/坪(税別)。
「アクリアウールα 28K-89mm」は、ツーバイフォー工法向けの壁用高性能グラスウール。28K89mm厚で、熱伝導率0.033W/mK、熱抵抗値2.7(㎡・K/W)。3~7地域で誘導基準(熱抵抗値2.7)を、付加断熱やツーバイシックス材への変更なしで達成可能だ。設計価格は9390円/坪(同)。
「アクリアUボードNTα 2-0K-120mm」は外気に接する床用の高性能グラスウール20K。120mm厚で、熱伝導率0.035W/mK、熱抵抗値3.4(㎡・K/W)を達成する。設計価格は1万1970円/坪(同)。同製品のみで4~7地域の誘導基準(熱抵抗値 3.4)を満たすことが可能。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。