国土交通省は4月24日、地域の気候風土に応じた伝統技術を活用しながら、現行の省エネ基準では評価が難しい環境負荷低減対策等が図られた住宅建設を支援する「気候風土適応型プロジェクト2023」(令和5年度サステナブル建築物等先導事業・気候風土適応型)の第1回提案の募集を開始した。応募期間は6月2日まで。
主な事業要件は(1)地域の気候風土に応じた伝統的な建築技術を活用していること (2)現行の省エネ基準では評価が難しい環境負荷低減対策等によりCO2の削減等に寄与すること (3)本年度内に事業に着手するものであること――など。(1)のうち、寒冷・温暖地域は木造住宅(在来工法、枠組壁工法、丸太組構法等)、8地域は木造住宅やRC住宅も含む。
補助額は、建設工事費のうち、先導的な技術を導入した場合の掛かり増し費用相当額の1/2以内の額で、補助対象建設工事費全体の10%以内または戸あたり100万円のうち少ない金額が上限額。
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