大和ハウス工業(大阪市)は、5月以降に販売開始するすべての新築分譲マンション「プレミスト」に、パソコンやスマートフォンなどから内見できるVRモデルルームを順次導入する。
同社は2020年2月から、分譲マンションの購入検討者の利便性向上や、竣工物件の販売促進のため、一部の分譲マンションでVRモデルルームを導入。CGや360度カメラで撮影、制作したモデルルームを提供し、好評を得ている。今回、地方や郊外でのマンション居住を検討している顧客や、自宅などから気軽にWeb上でモデルルームを内見したい顧客のニーズに応えるため、「プレミスト」でのVRモデルルーム導入を決定した。
VRモデルルームでは、モデルルーム内を歩いているかのようなウォークスルー体験ができるほか、竣工物件の外観や周辺環境などを確認することも可能。同社分譲マンションの総合ギャラリー「プレミストサロン東京」(東京都千代田区)では、VRヘッドマウントディスプレイを通じて、立体的にみえる3DVのモデルルームも内見できる。
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