オフィス家具・建材のイトーキ(大阪府大阪市)は11月1日、東日本大震災における被災木材の利用促進と被災地再生のための寄付を行うみどりの復興支援プロジェクト「Econifa+RE(エコニファアールイー)」を開始する。
同社は2010年から地域材を活用する取り組み「エコニファ」に着手している。この技術とスキームを活用し、被災した木材をチップ化して「復興ボード」として加工。デスクやテーブルの天板芯材に使ったオフィス家具製品を発売することで、被災木材の利用促進に貢献するとする。収益の一部は、被災地の海岸林をよみがえらせる国土緑化推進機構の復興アクションを通じて「緑の募金」の使途限定募金に寄付する予定。
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