積水化学工業(大阪市)住宅カンパニーは4月24日、2022年度の新築戸建て住宅「セキスイハイム」のZEH比率が、対前年5ポイント増の94%と過去最高水準を達成したと発表した。
このうちエネルギー削減率が最も大きい「ZEH」の比率は、前年比6ポイント増の88%と過去最高を更新。同社は、再エネを含む正味のエネルギー削減率が100%以上のZEHの普及に注力しており、大容量PVを搭載した環境貢献度の高い住まいを積極的に提案することで、脱炭素社会の実現に貢献するとしている。
同社では、頻発する自然災害やエネルギー価格高騰に対応するため、大容量PVと蓄電システム「e-Pocket GREEN」を搭載し、年間の使用エネルギーの約3/4を太陽光による自然エネルギーで賄う「GREENMODEL」を提案している。新築戸建て住宅におけるエネルギー自給自足型住宅(蓄電池搭載住宅)は83%、累計6万棟を超え、PV搭載住宅は累計23.8万棟に達する。
また、「サステナブルなまちづくり」の一環として、2021年から「戸建スマート&レジリエンスまちづくり」を始動し、全邸ZEH仕様の高付加価値分譲地を展開。ZEHを標準とする戸建て分譲地ブランド「ユナイテッドハイムパーク」を立ち上げるなどZEH化に取り組み、建売住宅(分譲)におけるZEH率99%を達成している。
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