アキレス(東京都新宿区)は、製造時にCO2を製品内部に吸収・固定化したカーボンリサイクル型のビニル壁紙「e-タン クロス」を業界で初開発。2023年中の販売開始を予定する。
ビニル壁紙の製造において通常用いられる鉱山由来の天然炭酸カルシウムに替えて、大気中の排ガスに含まれるCO2を固定化した合成炭酸カルシウムを配合し、同社従来品と変わらない物性や機能を実現する製法を新たに確立した。
新製法によるビニル壁紙では、製品重量の約10%が排ガス中のCO2を固定化したものとなる。
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