第181回臨時国会が10月29日、開会した。住宅分野に関連する提出予定法案では、第180回通常国会に提出された、建材の「トップランナー制度」創設を盛り込んだ省エネ法の改正案が衆議院で継続審議扱いとなっている。会期は11月30日までの33日間。
建材のトップランナー制度は、これまでエネルギー消費機器を対象としていた、トップランナー制度の対象に、住宅・建築物におけるエネルギー消費効率の向上が見込まれる機器を新たに追加するというもの。具体的には、窓、断熱材、水回り設備などを想定している。住宅・建築物の省エネ性能の底上げを図るのが狙い。