住宅展示場協議会(東京都港区)と住宅生産振興財団(同)が4月18日発表した3月の住宅展示場の来場者組数は、対前年同月比8.64%減の24万1784組だった。9カ月連続の減少で、減少幅も先月からさらに拡大した。
エリア別の来場者組数は、北海道、信越・北陸の2エリアが増加し、信越・北陸は7カ月連続の増加となった。減少した東北、関東、東海、近畿、中国・四国、九州・沖縄の6エリアのうち、東北は2022年度すべての月で減少。また、関東と近畿は9カ月連続の減少。東海も5カ月連続の減少でプラスになったのは昨年10月の1回のみと、大都市圏での減少が目立った。
2022年度の来場者累計は、前年度比3.10%減の321万2120組。2020年度比では3.14%増加した。エリア別で2022年度の来場者累計がプラスとなったのは信越・北陸のみで、ほかはすべてマイナスとなった。
3月の各エリアの来場者組数は以下の通り。カッコ( )内は対前年同月比の増減を表す。
北海道:4581組(+2.48%)、東北:3637組(-9.41%)、関東:13万2636組(-5.94%)、信越・北陸:6264組(+31.93%)、東海:5万946組(-5.82%)、近畿:3万6184組(-23.46%)、中国・四国:1938組(-36.83%)、九州・沖縄:5598組(-6.04%)。
2022年度の各エリアの来場者組数は以下の通り。カッコ( )内は対前年同月比の増減を表す。
北海道:6万2724組(-2.27%)、東北:4万6503組(-12.87%)、関東:174万632組(-3.09%)、信越・北陸:6万7180組(+10.51%)、東海:66万4670組(-3.81%)、近畿:52万7155組(-2.48%)、中国・四国:2万9602組(-12.18%)、九州・沖縄:7万3654組(-1.99%)。
※数字は住宅展示場協議会に加盟する住宅展示場における数字
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