新建ハウジングではこのほど、住宅取得者に対するアンケートを実施(詳細は月刊アーキテクトビルダー4月号掲載)し、電気料金の上昇で関心が高まっている太陽光発電についても調査した。6割超の生活者が、経済的な理由を挙げて太陽光を搭載していない。お金という最大の壁をどう乗り越えさせるのか、ZEH化率97%を誇るエコワークス(福岡県福岡市)社長・小山貴史さんに話を聞いた。
本調査の対象は、直近2年以内に新築の注文戸建て住宅を取得した男女600人。新築時に太陽光発電を搭載したのは38.7%。61.3%は未搭載だった。
大手ハウスメーカーを選択した生活者の搭載率48.8%に対し、工務店は30.2%だった。小山さんは「工務店の搭載率は思ったより高い。頑張りが感じられた」としつつ、「生活者の6割が搭載していないのは業界の努力・勉強不足のせい」と指摘する。ハウスメーカーも、搭載率が高いのは提案に注力している一部だとし、住宅業界全体の問題だとした。
未搭載の理由は、経済的な要素が上位を占めている。最多は・・・
この記事は新建ハウジング4月20日号 4面(2023年4月20日号)に掲載しています。
エコワークス社長・小山貴史さん監修
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