NEXT STAGE(大阪市)は、木造戸建て住宅の建築を行う住宅事業者が「製造力」を競い合う「Japan Housing Quality Award 2023」を開催する。エントリーの受け付けは12月31日まで。表彰は2024年5月を予定している。
同アワードでは、建物の「製造力」を定量的に評価し、上位スコアの建物と住宅事業者を表彰。建物評価項目を一般的な業界推奨基準で評価を行う「推奨基準コース」と、自社基準で評価を行う「自社基準コース」の2つのコースに分け、建物部門と会社部門で表彰を行う。評価は、住宅事業者の工法に応じた建物評価項目、評価基準に沿って、認定現場監査士が全10回の現場監査を実施する。建物条件は、3階建て以下の木造戸建て住宅(混構造は対象外)で、在来工法及び2×4工法によるもの。
同アワードは、全国の木造住宅のつくり手が建物を市場に供給していく共通過程の中で、仕様・スペックによる「設計品質」だけではなく、それを実現させる製造時の本質的な「製造品質」の重要性を業界全体に認知させる事を目的に開催。同時に、施工に関わる技術者や技能者のやりがいの醸成や、ユーザーが安心して購入できる良質な建物、そして優良な事業者環境の拡大を支援することを目指す。
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