エヌ・シー・エヌ(東京都千代田区)は3月9日、沖縄県那覇市内のホテルにて、3年振りに第18回「重量木骨の家プレミアムパートナー総会」を開催。全国から登録工務店、資材メーカーなど約130社が出席した。
「重量木骨の家」は全国のSE構法登録施工店605社より選び抜かれた71社の工務店「重量木骨の家プレミアムパートナー」がSE構法で建築する耐震性能、デザイン性、保証内容を備えた資産価値の高い木造注文住宅ブランド。
冒頭の挨拶で同社社長の田鎖郁男さんは、「新築注文住宅不振の時代においても、地域工務店が、高付加価値、資産価値を守る家づくりができる世界が作りたいと考え、これまでやってきた。プレミアムパートナーの皆さまが手掛ける住宅は、こうした世界観を実現できている」と手応えを語り、今後も歩みを止めずに進んでいこうと呼びかけた。
同日のメインのプログラムでは、同社重量木骨事業部の中川勝人さんが、2022年度の報告と、来年度へ向けての施策を発表した。
同社が継続しているグリーン化補助金の利用枠においては、グループ数を増加し、1社あたりの利用枠数を増加。123棟/1億7000万円を獲得した。長期優良住宅は対前年比0.8%増の86%。平均受注額は4254万6307万円(坪単価105万円)、平均平米数は133.95㎡だった。
中川さんは、次年度のテーマに「選びぬかれた工務店と建てる、強く暖かく、こだわりがかなう家」を据えるとし、「「重量木骨の家プレミアムパートナー」が、資産価値の高い家づくりを行う優れた工務店の集まる唯一のグループであることをアピールしていこう」と述べ、参加した工務店から賛同を得た。
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