長州産業(山口県山陽小野田市)は4月11日、本社工場において太陽光パネルの生産設備増設および倉庫棟の新設を決定したと発表した。投資金額は総額15億円。
増設する設備の生産能力は年間340MW(メガワット)で、既存設備とあわせると生産能力は現在の約3倍、560MWになる。設置面積は約3300㎡(1000坪)、新規雇用人数は56人(将来的には84人)の予定。
倉庫棟は、設置済みの2棟(各500㎡)に加え、本社近隣の保有地に新たに2棟(1000㎡、2500㎡)を設置し、出荷体制の拡充を図る。新設する倉庫には、太陽光パネル(540kW)と蓄電池(1000kWh)を設置し、工場の電力ピークカットに利用するとともに、クリーンエネルギーを活用した運営を行っていくとした。
生産拠点を海外に移すメーカーが多いなか、同社は国内生産にこだわる太陽光パネル製造メーカーとして、生産能力を拡充。カーボンニュートラルに向けた脱炭素の取り組みに貢献するとしている。
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