プレイス・コーポレーション(神奈川県横浜市)は、性能向上リノベを施した中古住宅の買取再販を手掛ける。買取再販と、持家や中古のリノベが大きく異なるのが仕入れだ。社長の浜田伸さんは、物件を「不動産的な感覚」で判断するという。
工事費の予算、エリア特性や仕上がりのイメージはもちろん、再販価格や顧客層も考慮する。浜田さん自身は「長年の経験から、感覚的に判断している」が、一方で「地域に密着し、ニーズを把握していれば“こういう家はこういう人が買うだろう”と見当がつけられるはず」と、工務店の優位性も説く。
地域に密着した会社には、地元のオーナーが直に物件を持ち込むこともある。「不動産事業者との付き合い方には戸惑う工務店も多いかもしれないが、地域密着を生かせば工務店でも仕入れは難しくない」と浜田さん。
仲介事業者と関係築き性能への理解を深める
新築の価格上昇から中古住宅を選ぶ生活者も増えているが・・・・
この記事は新建ハウジング4月10日号 3面(2023年4月10日発行)に掲載しています。
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