大阪を拠点に飲食店をプロデュースする大和企業(大阪市)は、大阪梅田に新コンセプト型木造商業ビル「KITOCLASS(キトクラス)」を5月にオープンする。
3階建ての木造建築物で、再生可能な循環資源「木材」を使用することでSDGs・脱炭素社会の実現に貢献。また、国内外で注目されている「BIOTOP(ビオトープ)のある暮らし」を創造するプロジェクトを展開。ビルを「大きな1本の樹」にみたて、人々が安心・快適に活用できるよう、外観・内装・安全対策などにおいて、さまざまな環境配慮を施している。2・3階の事務所では、床は無垢フローリング張り、天井は上杉突板張、壁は珪藻土ペイント仕上を採用した。設計・監理は東急設計コンサルタント、施工は今西組。
同社は、さまざまな建物が密集し、多くの人が行き交う市街地で、同施設が新たなスモールビル建築の概念を表現した新しいランドマークとなることを目指すとしている。
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