日本デザイン振興会(東京都港区)は、主催事業の2023年度グッドデザイン賞の応募受付を4月4日から開始した。応募はグッドデザイン賞ウェブサイトから5月24日13時まで。また、スタンダード・デザインに贈られる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」の応募も同日から受け付けを開始。企業やデザイナーからの応募以外に、商品のユーザーなどからの一般推薦も可能となっている。
今回のテーマは「アウトカムがあるデザイン」で、新たな審査委員長として齋藤精一氏(クリエイティブディレクター)を迎え、審査副委員長を倉本仁氏(プロダクトデザイナー)と永山祐子氏(建築家)が務める。齋藤審査委員長は本テーマを掲げることで、「デザインに関わる人や企業、団体などが生み出したアイデアに目を向け、その成果を読み解き、これからのデザインと産業・暮らし・社会がともに進むべき方向を見出すことに挑みたい」とコメント。
受賞発表は10月5日を予定している。受賞作品は公式ウェブサイトで紹介するほか、国内外での展示会や見本市、販売イベントなどでも紹介を行う。コロナ禍で2019年以来開催形態を変更していた受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION」は、4年ぶりに全受賞作品を展示し、10月25日〜10月29日まで東京ミッドタウンで開催する。
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