ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)のグループ会社、ケイアイネットクラウド(東京都千代田区)は、規格型注文住宅の「はなまるハウス」に新たに「はなまるプラン」を追加して4月1日、販売を開始した。
はなまるハウスは、「無理しない。でも、妥協しない」がコンセプトの規格型注文住宅。100パターン以上のプランから自分に合ったものを選ぶスタイルで、本体価格27坪1078万円(税込)や35坪1268万円(税込)など、定額制でわかりやすい価格設定が特徴。今回の新プランでは、同社グループのスケールメリットを活かした資材調達・生産体制やコスト削減により、2LDK(3LDK対応可)870万円(税込)の低価格を実現した。
同社グループは、注文住宅事業から戸建分譲事業へ全社的な体制変更を行っており、はなまるハウス各営業所でも戸建分譲売買に注力している。一方顧客からは、注文住宅や2020年8月にIKI(群馬県高崎市)が販売開始した「規格型平屋注文住宅IKI」への問い合わせ、反響が多く寄せられたことから、同社ははなまるハウス全プランの見直しを実施。設備仕様やカラーパターンを一新した。ファミリー世帯から単身者、三世代同居まで、顧客の希望に添った多彩な間取りプランを用意し、同社グループの注文住宅事業の主軸商品として販売を強化するとしている。
同社グループは、「すべての人に持ち家を」をミッションとし、「高品質だけど低価格なデザイン住宅」を提供。主軸の戸建分譲事業のほか、はなまるハウスやIKIなどの注文住宅事業を拡大することで、今後も幅広いニーズに対応した住宅の提供を目指す。また、M&A強化も視野に入れ、戸建分譲事業・注文住宅事業での展開を検討する企業が参加できる体制を整えていく考えだ。
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