デコス(東京都中央区)は、「ZEH、LCCM住宅、SDGsなど、脱炭素社会を目指す木の家づくりに最適」として、新聞紙をリサイクルした木質繊維系多機能セルロースファイバー断熱材「デコスファイバー」を全国の工務店に向け販売している。「脱炭素にはデコス」をうたい、SDGs達成に向け同製品を通し、バリューチェーン全体で環境負荷低減に取り組む。CFP(カーボンフットプリント)マーク取得、エコリーフ環境ラベル取得済み。
2020年には日本の断熱材で初めて非定常熱湿気同時移動解析プログラム「WUFI(ヴーフィ)」へ搭載された。近年、地球温暖化の影響やコロナ禍の在宅勤務から「夏型結露」の被害が多発。高気密住宅では壁体内結露が発生した場合に水分の逃げ場がなく、躯体の腐朽を招く恐れがあると指摘されているが、夏型結露には国による明確な計算条件や判定基準がない。このため、WUFIによるシミュレーションでの確認が有効となっている。
同社ではWUFIシミュレーションデータを公開することで心地よい日本の木の家づくりに貢献したいとしている。
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