総務省統計局は3月31日、2023年2月分の労働力調査(基本集計)の結果を公表した。就業者数(全体)は6667万人で7カ月連続の増加。前年同月比では9万人(9ポイント)増となった。このうち建設業は511万人で、同11万人(2.2%)増加。宿泊業・飲食サービス業の17万人(4.6%)増に次いで多かった。雇用者数(全体)は6012万人で同7万人の増加。12カ月連続の増加となった。
男女別(全体)では、男性は3668万人で9万人の減少。女性は2999万人で18万人の増加。建設業は男性が415万人、女性が95万人。このうち専門的・技術的職業従事者は男性が37万人、女性は2万人だった。
年齢別(全体)では、15~19歳が91万人、20~29歳が978万人、30~39歳が1156万人、40~49歳が1492万人、50~59歳が1490万人、60~64歳が549万人、65歳以上が911万人。建設業は15~19歳が3万人、20~29歳が57万人、30~39歳が76万人、40~49歳が117万人、50~59歳が129万人、60~64歳が47万人、65歳以上が83万人。20~30歳台の合計と60歳以上の合計がほぼ同数となっている。
全産業の平均月間就業日数は18.6日、建設業は19.8日。このうち専門的・技術的職業従事者は20.3日。全産業の平均月間就業時間は146.0時間、建設業全体は162.2時間。このうち専門的・技術的職業従事者は183.5時間。全産業の平均週間就業時間は35.3時間、建設業全体では39.5時間。このうち専門的・技術的職業従事者は43.0時間で、法定時間外労働とみなされる1週40時間を超えた。
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