編集部が注目する住宅関連ネットワークのトップに、新建ハウジング発行人・三浦祐成が「今こそ聞きたい話」を深掘りする本連載。Season2の第2回は、工務店などに不動産業の参入支援を行う物件王。なぜ工務店が不動産を扱う必要があるのか、ビジネスチャンスにどうつなげられるのか―。代表取締役の藤井達朗さんに話を聞いた。
三浦:物件王は一言でいうと、工務店に何をしてくれるネットワークなのか。
藤井:工務店の不動産仲介業参入を支援する。工務店は不動産情報を取り扱うことで、場所(土地)から考えて家を建てたいと思う顧客もつかめるようになる。
三浦:具体的にどういったサービスが受けられるのか。
藤井:まずは不動産の基礎から教える。私たちの経験則から、建築業界の方が知らない不動産業界の当たり前からだめなことまで。また、加盟店が地域の新しい不動産情報を毎日しっかりと掲載できるように情報提供のサポートを行っている。エンドユーザーは情報が一番多い媒体から閲覧する。自社ホームページでその情報を公開さえすれば、地域で一番情報がそろっている店になれる。
三浦:提供する不動産情報のなかには中古住宅も含まれる?
藤井:もちろん。出口を多く用意するために、全ての不動産情報を取り扱うことを推奨している。ワンストップ化していかないと顧客のためにならない。
三浦:ほかにどんなメリットがあるのか・・・
この記事は新建ハウジング4月10日号 8面(2023年4月10日発行)に掲載しています。
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