マクス(静岡県富士市)は、築49年の住宅(富士市内)をフルリノベーションしてHEAT20・G3超まで断熱性能を引き上げ、暮らしを豊かにするアイテムとして家庭用のサウナを設置した新モデルハウス「プラスサウナ」を、このほどオープン。高性能住宅を求める顧客層への訴求やリノベ需要の喚起、ニューノーマルのライフスタイルを提案する拠点として活用していく。
これまでG2を自社の標準的な仕様としてきた同社社長の鈴木克彦さんは、新モデルハウスをUA値0.22W/㎡K(7地域)の超高性能にしたことについて「(住宅性能表示制度における)断熱等級6・7といった上位の基準が示されたことで、静岡県東部エリアでもトリプルガラスの樹脂サッシを標準仕様にする工務店が増えており、今後はG2では差別化にはならないと感じている」とし、「このG3超のモデルハウスを活用しながら、付加断熱によるG2.5ぐらいを標準的な仕様として戦略的に打ち出していくつもりだ」と語る。
71坪の敷地に建つ築49年の木造・平屋建てを約450万円で購入(土地・建物)し、減築した延べ床面積・約30坪をフルリノベーション。工事費として約2800万円を投じた。断熱は・・・
この記事は新建ハウジング4月10日号 4面(2023年4月10日発行)に掲載しています。
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