コロナ禍や物価上昇などを経て、生活者が自宅に求めるものは大きく変化し、今後もその傾向が続いていくと考えられる。新建ハウジングでは、直近2年以内に新築戸建て住宅(持ち家)を取得した男女600人へのアンケートを今年も実施。実際に暮らしてみて初めてわかった“リアルな本音”を聞いた。
住宅に「利便性」求める生活者増
Q1 住宅の購入時に重視した点は?(複数回答/n=600)
自宅の購入時に重視した点は、昨年トップだった「地震が来ても倒れない」が昨年より1ポイント下げて47.8%で同率2位に。トップは昨年4位だった「家事がしやすい」となり過半数を超えた。コロナ禍を経て在宅時間が増えたことによる影響が感じられる。
Q2 住宅性能はどれくらい重視した?(n=600)
重視した住宅性能について、昨年と比較して特に大きく変化していたのは「利便性」を「かなり重視した」層で、前回の 30.3%から36.0%に増加。Q1の結果も踏まえると、多くの生活者がここ 1 年間でより生活動線を意識するようになったと読み取れる。
「断熱・気密性」を「どちらかといえば重視しなかった」「まったく重視しなかった」と回答した層になぜ重視しなかったか尋ねたところ、・・・・
この記事の続きは、『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー4月号(2023年3月30日発行)/高性能住宅のための結露・湿害超Q&A』(P.7~)でご覧ください。
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