丸紅アークログ(東京都港区)はこのほど、岡庭建設(東京都西東京市)、三栄建築設計(東京都新宿区)、笠原木材(岐阜県高山市)と業務提携契約を締結した。
丸紅アークログが運営する建設業界のためのデジタルデータプラットフォーム「Arch-LOG(アークログ)」の活用により、住宅建設時の設計業務を効率化できるほか、施主との打ち合わせ時にもデバイス上で建材の選定や変更、情報の共有が可能な点などに賛同を得て、今回の提携に至った。同社では、建築業界のDX化ツールとして、また、CO2の削減に貢献するデジタルツールとして、今後も「Arch-LOG」の導入拡大を図っていく。
岡庭建設は、長期優良住宅・低炭素住宅・東京ゼロエミ住宅の認定や認証に準じた住宅を提供。国土交通省による省エネルギー技術者講習の資料作成ワーキンググループに全国工務店の代表として参加するなど、地域の良好な住環境と木造建築物の整備に貢献する社会活動を行っている。
三栄建築は、分譲住宅、注文住宅から新築アパートや賃貸物件まで、住宅に関する“すべて”を自社で生産。また同社では、国内の山林の保水力を維持・回復するために、建築する住宅の木材を、可能な限り国産材に変更している。
笠原木材は自然素材にこだわった家づくりを手がけ、基本構造材には高山市産材を使用し、内装材には県産材もしくは国産材を使うことで、地域経済の活性化に貢献するとともに地球環境に配慮した家づくりに努めている。
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