東急リバブル(東京都渋谷区)は3月30日、脱炭素への取り組みとして、2024年度以降に着工する分譲マンション「L’GENTE(ルジェンテ)」の全物件を、ZEH相当の環境性能にすると発表した。
ZEH-M Oriented以上の環境性能を標準仕様とすることで、集合住宅の断熱性能を向上。1年を通して室温を一定に保ちやすくし、快適な室内空間を維持するとともに、ヒートショックの防止などを図る。また、高効率な設備の利用で光熱費を抑える。
国土交通省は、2030年以降に新築される住宅について「ZEH基準の水準の省エネ性能が確保されること」としており、同社は前倒しで「L’GENTE」にてZEH基準を標準化する。今後、同社が開発・一棟販売する投資用マンション「L’GENTE VALU(ルジェンテ バリュ)」および「WELL SQUARE(ウェルスクエア)」へも段階的に導入する予定。
1月にはZEH認証物件の第1号として「墨田区石原二丁目プロジェクト」(ルジェンテ バリュ)を着工した。同社は、事業を通じて環境負荷を軽減し、快適かつ経済的な住まいを提供するとしている。
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