不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は3月27日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての2月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は4505万円で、前月比0.3%上昇。8エリア全てで16カ月連続前年同月超えとなった。一方、2017年1月以降の最高額更新エリアが24カ月ぶりにゼロとなり、上昇の勢いが弱まっている。
エリア別では、東京都下(0.6%増)・神奈川県他(0.1%増)をのぞく6エリアで前月比マイナスとなった。埼玉県はさいたま市(0.5%減)が2カ月連続、埼玉県他(0.3%減)が3カ月連続で下落。千葉県では西部(0.5%減)が2カ月連続下落となり、埼玉・千葉の両県で連続下落したエリアが多くなっている。なお、23区(0.4%減)は4カ月ぶり、横浜市・川崎市(0.4%減)は1年ぶりの下落だった。
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