大建工業(大阪府大阪市)は10月22日、耐力面材の「制震システム専用パネル(ダイライトDS)」と制震部材の「制震DSダンパー」を組み合わせ、地震動をしなやかに吸収する木造住宅用制震システム「ダイライト制震システム」を全国発売した。
同システムは、信州大学工学部(五十田教授)と住友ゴム工業の共同開発商品で、2007年から一部住宅供給会社向けに販売しているもの。全国発売にあたり、商品の全面的な仕様を見直し、耐力壁認定(壁倍率:2.8倍)を取得した。地震時の建物の変形を最大50%低減できるとする。
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