新潟県新潟市で注文住宅を手がける全建は昨年10月、同市内にある施設をリノベーションし、カフェやシェアキッチン、グリーンショップ、注文住宅のモデルルームなどが入った複合施設「G.lab NIIGATA」として開設した。テーマに「好きで集まり、つながる複合施設」を掲げ、自社の家づくりと親和性の高い“特定多数”の生活者に自社の暮らしの価値観を情報発信していく。
全建が本社のある新潟市中央区から車で10分の距離にある同区内に開設したG.lab NIIGATAは、昨年10月に同社が実施したリブランディングに合わせてオープンさせた複合施設だ。
同社社長の渡辺公太さんは同複合施設について、「当社が暮らしを軸に好きなことや楽しいと感じることを表現する場所。それに共鳴・共感してくれる人や興味がある人が集う場にしたい。共通の価値観の者同士が集う場を通じて、家づくりにつなげていく」と述べる。
同社の年間新築注文住宅の棟数は、2022年は25棟。専任の営業担当者を置かずに、約7割が紹介や口コミによる受注だ。共通するのは・・・
この記事は新建ハウジング3月20日号6面に掲載しています。
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