経済産業省は3月24日、2023年度の住宅用太陽光発電(10kW未満)における電力買取価格を前年からマイナス1円となる16円/kWhにすると発表した。事業用(地上・屋根)は10kW以上50kW未満が10円、50kw以上が9.5円。ただし2023年度後半については、事業用(屋根)は一律12円となる予定。2024年度は住宅用が16円、事業用(地上)が10円または9.2円、事業用(屋根)が12円となる。
入札対象の事業用太陽光は、FIP認定が500kw以上、FIT認定が250kW以上500kW未満。既築建物への屋根設置太陽光は対象外。23年度の入札回数は4回で、それぞれ9.50円、9.43円、9.35円、9.28円を上限とする。入札対象以外のバイオマス発電は、一般木材(1万kW未満)が24円、未利用材(2000kW未満)が40円、建設資材廃棄物が13円などとなっている。
買取価格は再エネ特措法の規定に基づき、電気の供給が効率的に行われた場合に要する費用を基準としている。
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