屋根材販売・屋根工事のケルン(岡山市)は、金属屋根材とルーフィング(下葺き材)との間に設置して通気層を確保する「エアスペーサー」を開発し、本格販売を始めた。
金属屋根材を従来の直貼り工法で施工すると、雨水・結露水の逃げ道がないために長期間にわたって水分が滞留し、屋根材裏面や金具の劣化・腐食、野地板・柱への浸水につながるケースがあったという。
そこで、こうした課題を解消する通気専用のマットを開発した。マットは、ポリプロピレン製の3次元特殊網状体で、断面積の約90%を空気層とすることで、優れた通気性、耐圧性を発揮。空気層が外気の影響を受けにくくし、雨音も軽減できるとする。
幅250・500・1000mm×10m巻の3サイズ。厚みは7〜8mm。税別900円/平米〜。
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