LIXIL住宅研究所(東京都品川区)は、全国(沖縄除く)の一戸建てに住む20代以上の既婚女性を対象に「住まいのランドリースペースに関する調査」を実施し、その結果を発表した。
洗濯物を干す(乾かす)ときに最も多いパターンを聞いたところ、外(天日)干しが44.9%で最も多く、室内干しは32.4%、洗濯乾燥機は10.8%だった。浴室乾燥機やコインランドリーは3%台と少数だった。また、それぞれ、外干しは、「天気によって干せないときがある」、室内干しは「スペースが足りない」、乾燥機は「光熱費が余分にかかる」などの悩みをもっていることがわかった。
自宅に欲しいランドリースペースは、最も多かったのが「太陽光がしっかり入る明るいスペース」(40.7%)、続いて「広くて多くの洗濯物が1度に干せるスペース」(36.0%)、「外干し可能だが、悪天候や花粉の時期などは簡単に閉鎖できるスペース」(31.9%)となり、太陽光がしっかり入り、天気や時間、花粉などを気にすることなく洗濯物を干すことができる広いランドリースペースを求めていることがわかった。
調査時期は2023年2月9日から2月12日。有効回答:555
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。