リクルート(東京都千代田区)は、過去3年以内に注文住宅を建てた全国の20歳~49歳の男女310人を対象に、同社の季刊誌「SUUMO注文住宅」にてアンケートを実施し、「もう一度建てるとしても採用したい間取りベスト10」としてランキング化。その結果を発表した。
1位は、2位以下に圧倒的な差をつけた「オープンLDK」(731pt)だった。リビング・ダイニング・キッチンを壁で仕切らずひと続きにすることで、「広々と感じられる」「家族が集まりやすく、オープンだから密になり過ぎることはない」などのコメントが多く寄せられた。
2位の「対面キッチン」(248pt)は、ダイニングやリビングにいる家族と向き合う配置が「料理をしながら子どもを見守れる」「1人でキッチンにいても家族と同じ空間にいる感覚」など家族間でのコミュニケーションの取りやすさが高く評価された。
3位「室内干しスペース」(220pt)は、洗面室の一角や別空間に洗濯物を干すためのスペースを設けることで「忙しい朝を避けて夜のうちに洗濯ができる」といった理由や「下着など外から見えない方が安心」といった防犯面からも採用してよかったというコメントが目立った。
また、3位以降には「ウォークインクロゼット」、「パントリー」、「シューズインクロゼット」といった収納スペースがランクインしており、事前に収納スペースを確保したことで、満足度の高い家づくりが可能となることもわかった。
ポイントの計算方法は、取り入れてよかった間取りを1位から3位まで回答してもらい、1位5ポイント、2位3ポイント、3位1 ポイントで計算した。
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