三井ホーム(東京都新宿区)はこのほど、同社設計・施工の木造マンション「MOCXION(モクシオン)」が、大阪市旭区で着工したと発表した。2024年2月に竣工予定。
「MOCXION」は、同社が2021年に立ち上げたブランドで、循環型資源である木を主要構造材に用いたサステナブルな木造マンションを手掛ける。関西エリアでは同物件が初の取り組みとなる。
同物件は、地上3階建て枠組壁工法による環境配慮型の木造学生マンション。1~3階をすべて木造とすることで建設時のCO₂排出量を大幅に削減し、多くの炭素が長期間、建物に固定化されることでカーボンニュートラルの達成に寄与する。さらに木造の特性である高断熱性に加え、高効率・省エネルギー設備を採用することで、BELS評価の「ZEH-M Oriented」の取得を予定している。延床面積は1324.64㎡。
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