新型コロナの影響で、約 3年に渡って続いたマスク生活だが、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部は、3月13日から屋内外とも「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」方針を示している。
多様なシーンで多くの人に接する工務店・住宅業界はどう対応していくのか。新建ハウジングではこのほど、工務店・住宅関連事業者に対しアンケートを実施。社内では「社員それぞれの裁量に任せる」会社が最も多く、43.6%を占めた。
社員(社内)のマスクについては「社員それぞれの裁量に任せる」が43.6%で最多。「社内は自由とし、顧客対応やイベント時、外出の際などは着用を呼びかける」が41.4%に。「社内でも引き続きマスク着用を呼びかける」とした会社は15.0%だった。
しかし実際には“顧客の意向に合わせて対応する”スタンスが主流と見られる。社内は自由でも、顧客からの要望を考慮し「基本的にマスク着用で接客する可能性がある」(工務店・経営者)という声もある。
職人や協力業者も、各自の裁量に任せる会社が66.9%に達した。新築の現場なら不要とする声も多いが、住みながらも多いリフォームでは・・・
この記事は新建ハウジング3月20日号1-3面に掲載しています。
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