自らも家づくりを担いながら、独自商材などを提供するネットワーク展開を行う企業のトップに、新建ハウジング発行人・三浦祐成が「今こそ聞きたい話」を深掘りしてきた本連載。今回からは“Season2”として、編集部が注目する住宅関連ネットワークのトップに突撃取材する。Season2の第1回は、カナダ輸入住宅のFC事業に加え、昨年4月に非住宅木造や不動産、リノベーションに特化したVC事業を立ち上げたセルコホーム。カナディアンツーバイを長年手掛けてきた同社が見据える未来とは―。代表取締役社長の新本考さんに話を聞いた。
三浦:セルコホームFCにはどのような工務店が加盟している?
新本:一番多いのは年間10棟ほどの工務店だが、中大規模の住宅会社もいる。
三浦:改めてお聞きするが、在来工法と比較したカナディアンツーバイの優位性は?
新本:いくつかあるが、なかでも断熱性・気密性。在来工法は湿度の高い日本の気候に合わせてつくられたもので、あえてすき間を設けるやり方になっている。一方でカナディアンツーバイは、カナダの厳しい冬でも凍えないよう考えられており、2×10材の1階床組みとベーパーバリアー(気密シート)によって断熱気密・・・
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