エクソル(京都市)は、積雪による荷重で太陽電池モジュールが損壊する事故を防ぐ「耐雪アタッチメント」を開発し3月15日に販売を始めた。
独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)は今年1月26日、氷雪による太陽光発電システムの破損事故が多発していることを発表。NITEの調べによると、事故のなかには大雪で除雪が追いつかず、積雪の重みで破損したケースも報告されているという。
そこで、太陽電池モジュールと屋根との間に配置し、支持点を増やすことで雪の重みを分散して積雪荷重による太陽電池モジュールの変形を軽減し破損を防ぐ「耐雪アタッチメント」を開発(特許出願中)。最大290cmの積雪まで対応する。
太陽光発電システムを設置する際にオプションで追加設置するだけで、従来は設置できなかった多雪地域の88%で太陽光発電システムの導入が可能になるとする。
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