立川ブラインド工業(東京都港区)の連結子会社である立川機工(千葉県山武市)は、最新設備を備えた成形棟を新設し、4月から樹脂成形品生産を本稼働する。
同社は、立川ブラインド工業が販売するブラインドや間仕切、カーテンレール等の部品供給や製造を行う。713坪の新成形棟では、点在していた原材料受入・在庫から生産ライン、金型メンテナンス、出荷までの各工程や機能を集約することで、動線を改善。生産性向上や品質改善を実現する。また、新規成形機の導入によって生産品目を拡大し、一部部品を内製化することでコストダウンを図る。計画的に生産することで、グループの安定供給体制を再構築し、グループサプライチェーンの強化へつなげるとした。
建物は断熱性が高く、冷暖房の効率化とLED照明の採用などで環境負荷を低減。電動式の成形機を導入するなど、省エネで環境に優しい生産を行っていく。
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