国土交通省は3月13日、「専門工事企業の施工能力等の見える化評価制度」で、コンクリート圧送とエクステリアの2職種に関する評価基準を追加認定したと発表した。今回の追加によって、認定された評価基準は計11職種となった。
同制度は、建設キャリアアップシステムに登録・蓄積される事業者情報や、建設技能者の能力評価制度を活用して、専門工事企業の施工能力等を「見える化」するもの。2020年3月31日に策定した大臣告示・ガイドラインに基づき、各職種の団体が策定した評価基準を認定している。
これまで、2021年3月に基礎ぐい、切断穿孔、機械土工、建築大工(工務店)、鉄筋、とび・土工の6職種、2022年3月に土工、左官、PC工事の3職種が認定されている。各職種の企業は、それぞれの評価実施団体に申請。順次評価が実施され、評価結果は、評価実施団体や国土交通省HPで公表される予定だ。
評価を受けた企業は、施工能力等の高い専門工事企業であることをPRできるロゴマークを使用することができる。HP上で活用できるバナーデザインも用意されており、企業HPへの掲載、事業所における掲示、名刺・ヘルメット等に掲載して施工力のPRに活用することが期待されている。
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