大型パネルの製造に関わる事業者で構成される大型パネル生産パートナー会(会長=塩地博文・ウッドステーション会長)は2月16日、第5回総会を開催した。2022年、生産棟数は低迷したものの、生産拠点やパートナー会会員による生産棟数は増加。23年度はユーザーの掘り起こしや生産拠点の拡大、ハーフ住宅のネット販売に向けた取り組みなどで巻き返しを図る。
22年の生産棟数は201棟で、21年の229棟から減少した。塩地会長は「ウッドショックによる木材不足、値上がりによって、大型パネルの欠点が顕在化した」ことが低迷の一因になったという。パネルを生産するためには、受注を早期に確定する必要があるが「木材の在庫不足や、価格変動で受注を確定できなかった」ことが、棟数減につながったと見られる。
一方で生産拠点は5から10に増加した。県別の採用棟数では、ユーザーとして積極的に大型パネルを活用しているサトウ工務店(新潟県三条市)・・・・
続きは、最新号・新建ハウジング2023年3月10日号15面でお読みいただけます。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。