国土交通省は3月10日、「建築物リフォーム・リニューアル調査報告」の2022年度第3四半期受注分を発表した。リフォーム・リニューアルの受注高は前年同期比9.4%減の2兆8603億円。このうち住宅は9.3%減の9372億円、非住宅は9.5%減の1兆9230億円となった。
住宅を工事種類別に見ると、増築工事が5.0%減の114億円、一部改築工事は26.2%増の253億円、改装・改修工事が14.2%減の7206億円。維持・修理工事が11.5%増の1799億円となった。
住宅の用途・構造別では木造戸建てが4784億円(前年同期比5.6%増)、コンクリート系構造の共同住宅が3444億円(同21.2%減)の順に多い。発注者は個人6556億円(同4.9%増)、管理組合1355億円(同19.3%減)の順となっている。
工事目的別の受注件数(複数回答)は、「劣化や壊れた部位の更新・修繕」が174万5469件(同13.6%増)、「省エネルギー対策」が7万1095件(同7.1%増)の順に多い。工事部位別(複数回答)では「給水給湯排水衛生器具設備」が61万4680件(同28.2%増)、「内装」が39万9244件(同11.8%増)の順に多かった。
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