岡庭建設(東京都西東京市)は1月20日、同市の東伏見駅前に「おかにわ賃貸」を開設した。テーマに『ひと・まち・くらし』を掲げ、地元の拠点となる“まちはぶ”として、賃貸事業を軸に住生活のあらゆる相談を受ける拠点として活用する。賃貸管理や資産活用、東京ゼロエミ住宅仕様(水準1:UA値0.7W/㎡ K程度、一次エネルギー消費量30%以上削減)以上の高性能賃貸を提案していく。
おかにわ賃貸は、西武新宿線・東伏見駅のロータリー前にある。創業以来、初めて賃貸の店舗を構えたという。同部門の社員2人が常駐する。以前は地場の不動産会社が入居していたテナントをリノベーションした。延べ床面積は95㎡。床は無垢材、棚は大工が建具職人とコラボして制作。テーブルは、執務室や接客ゾーンを含めて、造作で統一している。
「生活者に地元の魅力ある街を発信し、資産価値を守りながら、住みたい街にしていく。地域工務店だからこそ、暮らしのあらゆる接点を通じて生活者と関わりながら、この街に住む価値を提供できる」。同社専務の池田浩和さんは力を込める。
同店舗の最大の特徴は、賃貸物件を借りたい顧客に、まず伝えるのが物件情報ではなく・・・
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