モノクローム(東京都中央区)は3月7日、MUJI HOUSE(東京都豊島区)が展開する、インフラの整わない場所でも自由自在に暮らすことのできる移動式住宅の実証実験「ゼロ・プロジェクト」に参画すると発表した。
同プロジェクトでは、自給自足できるモバイルユニットを移設・組み合わせることで「インフラゼロでも暮らせる家」の実現を目指す。同社は独自開発したエネルギーをつくる屋根「Roof-1」を、壁&屋根一体型太陽光パネルとして同プロジェクトに技術提供し、2024年までの実用化に向けて実証実験の検証を開始する。同プロジェクトが目指す4つのゼロ「インフラ・ゼロ」「カーボン・ゼロ」「リビングコスト・ゼロ」「災害リスクゼロ」のうち、カーボンゼロの達成を担い、「インフラゼロでも暮らせる家」の電力のオフグリッド化を目指す。
「Roof-1」は、特殊加工で全体を黒色にした太陽光発電モジュールと、黒色の金属屋根を一体化させた屋根材。太陽光パネルとわからないような美しいデザインを実現した。屋根一体型太陽光パネル「Roof-1」は、3月中に一般販売を開始予定。
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