土屋ホーム(北海道札幌市)は、省エネ大賞最高賞を受賞した高断熱住宅を、宮城県仙台市にて公開した。
寺岡モデルハウスは、同社が2022年8月に発表した新構法「CARDINAL HOUSE BES-T 019」(カーディナルハウス ベスト ゼロ・ワン・ナイン)にて建築。同社が提供してきた外断熱・基礎断熱に加え、内断熱(充填断熱)と基礎内部の断熱、土間下部分も断熱することで、最高断熱等級7を超えるUA値0.19W/㎡Kを実現した。また、天井の断熱も従来より強化している。同物件では、ZEH基準の住宅性能よりも冷暖房費を約75%削減でき、35年間の差額は204万4770円になるという。
同社は、最高等級である断熱等級7を超える性能を全国で販売することを目的に新構法BES-T019を開発。同構法は省エネ性の高さから、省エネルギーセンター主催の「2022年度 省エネ大賞 ビジネスモデル分野 ZEB・ZEH部門」において最高賞である「経済産業大臣賞」を受賞している。
同社は、高騰する光熱費を削減し、脱炭素社会への貢献、ヒートショック対策などにつながる住まいとして提供するとしている。
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