不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は2月27日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての1月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は4491万円で、前月比0.3%減と1年ぶりに下落した。8エリア全てで15カ月連続前年同月超えとなるも、上昇の勢いはやや弱まっている。東京23区、横浜市・川崎市、千葉県他の3エリアでは、2017年1月以降最高額を更新した。
エリア別では、東京23区が前月比1.3%増と大きく上昇し、前年同月比でも10.1%増と再び2桁台の上昇率となった。前月比では、神奈川県他、埼玉県(さいたま市/他)、千葉県西部の4エリアで下落。前年同月比で上昇しているのは、低価格帯の物件が減少し、平均価格を上回る物件の割合が増加していることが要因となっている。
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