国土交通省は2月27日、「建設労働需給調査結果」2023年1月分を発表した。全国の8職種の過不足率は1.2%の不足となり、2022年12月と比べ0.2ポイントと不足幅が拡大。前年同月(1.1%不足)比では0.1ポイント不足幅が拡大した。
職種別の状況では、鉄筋工(建築)で「過剰」、その他の職種で「不足」となった。「過剰」の職種が出たのは昨年7月以来。型わく工(建築)の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている(マイナス0.2%→2.6%)。一方、鉄筋工(建築)の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている(8.0%→マイナス0.2%)。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2023年1月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1504店・社の手持現場10016カ所、一般工2万5964人を対象に調べたもの。
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