自社の実績や、らしさを磨きつつ集客・受注の工夫で成果を上げている工務店が存在する一方、これまでとは違う世界観を提示することで顧客を掴んでいる工務店も現れ始めた。移住者や非住宅など、今までとは異なる層が顧客・受注となっているのが特徴だ。今までとは違う顧客層をとらえるノウハウを、工務店3社の事例から考える。
これまで、工務店にとって有力な顧客となっていたのは、公務員や教員といった、比較的収入が高く、かつ安定している層だった。最近では企業の経営者や、パワーカップルが生まれやすい医師・看護師も増えているようだが、基本的には地域(自社の商圏内)のアッパー層から受注する点ではあまり変わらない。
対して、新しい顧客層のキーワードとして浮上してきたのが“移住”。コロナ禍で拡大したテレワークは、縮小の動きも見られるものの、IT企業などを中心に・・・
続きは、最新号・新建ハウジング2023年2月28日号1―2面でお読みいただけます。
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