GERMAN HOUSE(ジャーマンハウス・埼玉県川口市、松岡浩正社長)が展開する、“脱化学材”の家づくりを軸にしたネットワーク「木学の家」。1月18日、長野県軽井沢町にある木学の家のモデルハウスを、アムキットホーム(東産業、三重県四日市市)の責任者・伊藤貴哉さんと設計の濱谷藍子さんが訪問。松岡さんから、木学の家についてレクチャーを受けた。
東産業は、浄化槽や下水道のメンテナンスを主たる事業とする会社で、多くの住宅が「排水トラブルが起きても当然なつくりになっている」状況を目の当たりにしてきた。建材商社からのすすめもあり、2012年にアムキットホームの屋号で住宅事業を開始した。
水に関わる企業として、以前から環境への意識は強かったという。しかし、SDGsの概念が広まる中、住宅事業でも環境配慮の姿勢を強めるべく、自然に返る材料で構成されている木学の家を取り入れていくことにした。
伊藤さんは「将来、解体する際にも有害な廃棄物を出さずに済む」木学の家を手掛けていくことは「つくる側の責任を果たす」(SDGsのゴール12)につながるとする。
化学系建材使わない「木学の家」
木学の家は、各種性能や人体への安全性、耐久性に問題を抱える石油・化学系の建材を使用しないエコハウスだ。断熱材には・・・・・
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