離婚後の住宅ローンと持ち家について調査ーおうち売却の達人

不動産売買のサイト「おうち売却の達人」を運営する全国不動産売却安心取引協会（大阪府大阪市）はこのほど、「住宅ローンと持ち家」についての調査を実施し、その結果を発表した。調査対象は、離婚経験があり、婚姻時は持ち家に住んでいた30歳以上50歳未満の全国の男女232人。

離婚前の住宅ローンの組み方を聞いたところ、最も多いのが「夫単独」で44.0％、次に多いのが「夫婦ペアローン」21.6％だった。

住宅ローンを夫婦共同、またはどちらかが組んでいたと回答した209人に持ち家の名義を聞いたところ、「夫」が67.0％と最多。続いて「夫婦共同」23.4％、「妻」9.6％という結果となった。

「離婚後、その家はどうしたのか？」という問いでは「住宅ローンの支払いをしている方が住み続けている」が最多で44.0％。続いて「売却してローンを返済した」23.4％、「ローンは完済していたため売却した」12.9％となった。

同協会では、ペアローンは夫婦で住宅ローンを契約できるため負担を軽減できるといった利点がある一方で、返済義務は2人になるためどちらかが亡くなった場合や離婚した場合の扱いについてもきちんと理解したうえで、夫婦のスタイルや状況に合わせた住宅ローンを選ぶことが重要としている。