YKK AP(東京都千代田区)は2月20日、同社住宅本部 北海道支社(北海道札幌市)が「2022年度 北国の省エネ・新エネ大賞」で優秀賞を受賞したと発表した。同支社が開発したリフォームに対応した樹脂窓「マドリモ 樹脂窓 北海道」の省エネ性や北海道の既存住宅窓の約95%に対応できる点、簡単に窓を交換できる汎用性の高い施工方法などが評価された。
「北国の省エネ・新エネ大賞」は、省エネルギーの推進と新エネルギーの導入促進を目的に、北海道における省エネルギー・新エネルギーに関する有効利用、開発、普及に係る取り組みにおいて、他の模範となる組織などを経済産業省 北海道経済産業局が表彰するもの。
同商品は、トリプルガラスを採用した高性能・高断熱な樹脂窓で、既存の窓枠を残したまま、上からカバーモールをかぶせて新しい窓を取り付けるカバー工法により、簡単に窓を交換できる。断熱性能は、同社の1990年代の樹脂窓と比較して約3倍と大きく向上。暖房など住宅のエネルギー消費を低減し、温室効果ガスを18%削減できるとし、窓の結露も抑え、室内環境を快適に保つ。また、商品は北海道工場(石狩市)で部材から生産・組立てをしているため、地域経済への貢献も大きい。
「マドリモ 樹脂窓 北海道」は、3省(国土交通省、経済産業省、環境省)連携の省エネ化補助事業「住宅省エネ2023キャンペーン」の対象品となっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。